あまねく人にイノベーションを!
こんにちは。

さて、後継者のための連続講座第2講のテーマは・・・
「自社が蓄積してきたリソースに思いを馳せ、力を合わせ未来をイメージする」です。
みなさんの能力が非常に高いことから、当初は第3講で予定していたコンテンツを、一部前倒ししました。

まずは宿題のシェアから。
わが社の「過去」、例えば、創業時とか重要な変化点におけるビジネスモデルを、ビジネスモデルキャンバスでペタペタしてきてくださいました。

お見事!

で、ちょっとだけ、脱線 😉 
お隣の人同士、ビジネスモデルキャンバスのCS(顧客セグメント)にある付箋を一枚交換して、さて、ビジネスモデルがどう変わるかという試みを。

いや〜なかなかに興味深いアイデアが次々と♪
それぞれが、「なるほど〜」というもの。

実は、この「脱線」には狙いがあります。
ビジネスモデルの変化が必要となる背景には、いわゆる環境の変化、中でも、お客さんの変化があります。
これに対する感度と、即座に、かつ柔軟にその変化にアジャストできるか否かは、企業生命を左右すると言っても過言ではないでしょう。
ある日突然(のように)、お客さんの状況が変わるということは、いくらでもありうること、その時に、ビジネスモデルキャンバスを使って、どう新たなビジネスモデルをスピーディにデッサンするかを、疑似体験していただいたわけです。

いや〜、お見事!

さ、いよいよ第2講の本題へ。

知的資産経営(京都では「知恵の経営」)とビジネスモデルキャンバスのプロ、京都府よろず支援拠点チーフコーディネーター山本容子さん登場!
ビジネスモデルキャンバスを使って未来をデザインするにあたって、これまでに蓄積してきた「お宝」(リソース)を浮かびあがらせておきましょうというステップです。

そもそも知的資産とはなんぞやから、きちんとご説明いただき・・・

OH!知的資産経営とビジネスモデルキャンバスが合体した!!!
実にわかりやすいです!
知的資産を理解する上でも、このビジネスモデルキャンバスの「俯瞰力」が活用できるんですね!山本メソッド、スゴイ!

さあ、いよいよわが社の知的資産、中でも、これまでの変化点(その時点のビジネスモデルキャンバスは宿題の成果として目の前にある)で発揮したリソースと、Value Propositionとの関係性を可視化。

すごい、スラスラと・・・

ふと思ったのですが・・・
この知的資産とBMCの合体メソッドを使えば・・・ムフ、この後については、ナイショ 😉

さあ、これでわが社の「過去」から「現在」に至るストーリーの根底にあるテーマ、そして、未来に向かうにあたってのリソースの確認が完了。
いよいよ未来のデザインに進むわけですが・・・それにあたり、まずは、未来を「感じ取る」ことが大切ですね。

未来を知ることはできません。
しかし、「感じる」ことはできます。
そもそもVUCAの現代では、精緻な未来予測は極めて困難ですし、その予測に基づいた計画にそうあり方よりも、変化の方向性を全体的に感じ取り、仮説と検証を繰り返しながら進んでいくあり方の方が重要となってきます。
今必要なのは、精緻な「地図」よりも、方角を知る「コンパス」です。

では、どうやって未来を「感じ取る」のか?

最も実用的なのが、本から学びを得ることでしょう。
しかも効率的かつ効果的に・・・となると・・・
やはりこれ、Read For Actionスタイルですね♪

今回は、予め未来に関する書を数冊用意しておき、みなさんにRead For Action special ver.(短縮版)を体験していただきました。

読む前に・・・1分間で、この本がどういう本かを堂々と語ります。

ホントはじめてですか?と言いたくなるほどの、堂々ぶり!

さ、みんなで質問をつくりあいましょう。

そして、答えを探索。

見つけた回答をシェア。

今回は私の進行上の時間配分ミスにより、ダイアログまではいけませんでしたが(申し訳ありません)、今後に向けて、プロセスは身につけていただけたのではと思います。

次回は、いよいよ、わが社の「未来」のビジネスモデルデザインです。

それでは。