あまねく人にイノベーションを!
こんにちは。
3月24日(土)に開催された第8回「BMIA認定コンサルタント養成講座(基礎)in Osaka」のご報告です。
今回は、向上心旺盛な中小企業診断士さん・行政書士さん、某有名大企業の若手成長株の方に加え、今回はじめて現役バリバリのベンチャーキャピタリストさん(しかも2名も!)もご参加いただき、精鋭8名の方々が、丸一日、ガッツリとビジネスモデルデザインに取り組まれました。
ううう、またしても予定時間オーバー^^;
でも、時代の流れをおさえた上でないと、せっかく最新ツールのビジネスモデルキャンバスを使っても、本来の効果を享受できない恐れがあるんですね。
かのピーター・ドラッカー大先生もかく曰く…
●ビジネスの理論は例外なく、いつかは時代遅れになり、通用しなくなる
Peter F. Drucker,“The Theory of the Business,”Harvard Business Review,September-October 1994,95-104[邦訳「企業永続の理論」]
本論トップバッターは、BMIA認定コンサルタント大西眞由美さん。
dラボ立ち上げ前からの、頼りになるパートナー、安定感抜群です。
現在、月に数度、神戸開業支援コンシェルジュ(神戸市産業振興財団)のコーディネーターとして、創業相談を担当なさっていますが、ビジネスモデルキャンバスのプロの使い手ということで、毎回予約いっぱいの超人気状況となっているようです。
おなじみコンビニをモデルとして、ビジネスモデルキャンバスへの理解を深めていただいた上で、
ビジネスモデルヒアリング(インタビュー)、プロとしては必須スキルです。
そしてインタビューした内容を、別の人にプレゼン
こうすることで、ビジネスモデルはストーリーであることを体感していただくことができます。
午後の部前半は再度岡田が担当、ビジネスモデルキャンバスを使っての「創造」について。
今月、関西4人目のBMIA認定コンサルタントとなった山本誠一郎さんのフォローも得つつ、これまでにないコンセプトの飲食店のビジネスモデルをデザイン。
お見事!
収益モデルに関してもふれたのち…
ここでちょっと要確認。
●そのビジネスモデルの「価値提案」は、明確で強力ですか?
●その「価値提案」は、顧客にとって未解決の「ジョブ」を見つけ出し、処理するものとなっていますか?
もし、上記の問いに対して自信をもってYes!と言えない場合は、次のいずれかの状態となっている可能性があります。
●価値提案の内容が十分明確になっていない
●価値提案の絞り込みが十分でない
ビジネスモデルの核部分がその状態のままでは、そのビジネスモデルの成功はなかなか…
ではどうしたらいい?
ということで、後半は、dラボファウンダーでBMIA認定コンサルタントの伏見明浩さんが担当し、バリュープロポジションキャンバスを使ってのValue Proposition(価値提案)デザイン。
このPartも、徹底的にワークスタイル。
ポイントは、これまたインタビュー。
なりきりインタビューで得た情報・気づきをもとに、Jobs/Pain/Gainを明らかにしていく
そして、それを解決するための具体的アイデアを、これでもかというほど多く出していく
Product Market Fit(PMF)というよりは、Problem Solution Fit(PSF)という表現の方がピッタリかもしれませんね。
最後にビジネスモデルキャンバスで、ビジネスモデルをデザイン。
10時から18時過ぎまでの長時間でしたが…
おそらくみなさん、あっという間の時間だったのではないでしょうか。
みなさん、お見事さまです!
これからの益々のご活躍、楽しみにしています♪
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