あまねく人にイノベーションを!
こんにちは。
10月15日(日)、吹田市は江坂の地にて、第6回『BMIA認定コンサルタント養成講座(基礎)in Osaka』が開催され、ビジネスモデルキャンバス(以下、BMC)を使ってイノベーションを生むプロの使い手13名が、新たに誕生しました!
これで、大阪でこの講座を受けていただいた方は、約90名ほどになりました。
※BMIAー一般社団法人ビジネスモデルイノベーション協会
(BMCの国内での普及を図る団体。BMCのテキストともいうべき『Business Model Generation』の日本語訳者である小山龍介氏を代表理事とし、BMC開発者であるアレックス・オスターワルダー&イヴ・ピニュール両先生もシニアアドバイザーとして名を連ねています)
7月の第5回目までは、BMIA山本伸理事に東京から来ていただき開催していましたが、関西でも認定コンサルタントが3名となり、今回からは、その3名がファシリテーターをつとめ、これまでも何かにつけ当法人にお力添えをいただいてきた田中聡さん&井上朋宏さん(認定Jr.コンサルタント)に運営のお手伝いをお願いし、5名体制で実施いたしました。
ご参加いただいた13名のうち、中小企業診断士さんがなんと11名も!さらには、某大手シンクタンクでバリバリでご活躍の方、そして、近年創業され、事業をどんどん進化させようと頑張っておられる方も、そして関西以外からもご参加いただき、とてもハイレベルな精鋭の顔ぶれとなりました。
Yeah!!!
スタートは、私、岡田明穂より、新たに就任したBMIA理事として、そして、共催する(一社)関西dラボ代表理事としてご挨拶をさせていただきました。
この時点から私がしゃべりすぎて、早くも進行に遅れが・・・
すいません、
●「「このまま、イノベーションの分野で東西間格差が広がったら、一体どうなる?関西が危うい!」との思いだけで、何をするか何も決まっていない中で、伏見さんはじめ関係者と立ち上げた時のこと
●2年前に第1回を開催するに至った経緯
●これまでの5回の軌跡
を思い返すうちに、つい饒舌になってしまいまして・・・(汗)
さあ、本編スタート!
トップバッターは伏見明浩さんです。まずは、BMCの仕組みを理解していただくところ。
dラボきっての理論派伏見さんのことだから、BMCの理論的なことをじっくり?と思いきや・・・
いきなり実践でした。
考えてみれば・・・今回、これだけの精鋭の方々がお相手ですからね、実践・実践・実践ですね 😉
午後からは、大西眞由美さん、今度は、BMCを使っての新規事業を創るプロセスについて。
そう、BMCはデザインツールなんです。
ビジネスモデルキャンバスは知ってるよ、使ってるよ」という方は、確かに急増中です。私たち中小企業診断士の間でも、それは同様ですが、ビジネスモデルの分析ツール(orチェックリスト)としての活用にとどまっているケースは、正直、未だ少なくないというのが実態でしょう。
もちろん、分析ツールとしての活用でも効果的ですが、本来の醍醐味はデザインツールとして活用した際に味わえるもの、そのためには、このような、実際に「創る」プロセスを体に浸み込ませるワークショップが必須でしょう。
画像からも、熱気が伝わってきますでしょ?
さ、そして、不肖私、岡田登場。
私からは、バリュープロポジションキャンバス(以下、VPC)を活用してのProduct Market Fitについて。
BMCがビジネスを俯瞰しながらデザインする「鳥の目」だとすると、ここは、CS(顧客セグメント)とVP(価値提案)の細部を描写する「虫の目」の部分です。
VPCを学ぶというよりも、VPCを活用しつつ、「顧客の状況からJobs/Gain/Pain」を浮かび上がらせ、そこから「製品・サービス」に盛り込むべきアイデアを発想・検討するプロセスを、ご紹介させていただきました。
私が関与している実例も使いつつ、さらには、恥ずかしながら、私が実際、どのような業務を行なっているか、実際のインタビューの様子を録画した動画もご覧いただきました。
この後、グループ毎に、模擬インタビュー→Jobs/Pain/Gainのピックアップ→重点化→アイデア出し、さらには、そのアイデアのBMCへの落とし込みという一連の流れに、実際に取り組んでいただきました。
時間がおしていましたが(すいません、私がしゃべりすぎです)、なんと、たった5分で80を超えるアイデアを出していただき、かつ、これまたたった5分でBMCにも落とし込んでいただけました。
お見事!!!
今後、関西でも、このBMC/VPCを使ってのビジネスモデルデザインが求められるシーンが急増してくるであろうことは、ほぼ確実な情勢です。
それを・・・今回の13名の方々も含めた、90名前後になった「プロの使い手さん」達がリードしていってくださることでしょう。
これからも、もっともっと輪を広げていきたいと、関係者一同あらためて決意したのでした。
それでは。
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