1月4日の新年のご挨拶、少々遅くなりましたが…
みなさん、あけましておめでとうございます。
旧年中はどなたにとっても大変な状況の中、大変お世話になりました。
旧年中はどなたにとっても大変な状況の中、大変お世話になりました。
昨年年末に、今話題の書
●ビジネスの未来−エコノミーにヒューマニティを取り戻す
(by 山口 周さん)
を読みました。
山口周さんの著書からはこれまでも新たな時代において必要な視点、ヒントをたくさんいただいてきましたが、今回はこれまでにも増して、大きなものをいただいた感がします。
本の内容は別途皆さま個々にてご確認いただくとして、私にとって最も衝撃的だったのが、本書で示された
●バリューサイクル
という概念です。
これは、旧来主とされてきたバリューチェーン的リニアなビジネス観から、多変数の並列的相互作用からなる構造による「価値共創のビジネス観」(生産者−企業と顧客は非分離)への転換の必要性を説くものでもあろうかと思われます。
●バリューチェーン的ビジネス観からの脱却
は、これまで私もワークショップや個別案件で強く唱えてきたところであり、まさしく、まさしくです。
他にもたくさんヒットポイントはあったのですが、それはそれとして…
いずれにしろ、今後はよりこの
●顧客・社会との価値共創
という観点を強め、それに適した様々な工夫を皆様とも力をあわせながら、生み出していきたい、今、そう考えています。
ブログの更新も滞りがちで昨年の活動報告もなかなかできない中でのご挨拶ですが(今後少しずつでも^^;)…
どうぞ本年もよろしくお願いいたします。
PS.「ビジネスの未来」では、前述のバリューサイクルを説明するにあたって陰陽太極図が使われています。それに刺激を受け、ビジネスモデルキャンバス、バリュープロポジションキャンバス、サービスブループリントにも陰陽太極図をかぶせて表現してみました。ドンピシャです。
これらが、価値共創ツールであることがよくわかります。
これらが、価値共創ツールであることがよくわかります。
今後、ビジネスモデルデザインにおいてのみならず、経営デザイン(経営デザインシート)、ビジネスデザインの視座においても、これらをより積極的に活用していきたいと考えています。
(文責:岡田明穂)
(文責:岡田明穂)