あまねく人にイノベーションを!
こんにちは。

昨日(1月21日)は、7回目の『BMIA認定コンサルタント養成講座(基礎)in Osaka』でした。
今回も、とてもレベルの高い方が9名、かなりご遠方からもご参加いただきました。

トップバッターは私・岡田が担当、イントロ部分と、ビジネスモデルキャンバスの基本的仕組み部分をお話しさせていただきました。

スタートは、当然これですね♪

なにやら偉そうに語っています^^;

このブログでもふれましたとおり、このダイナミック・ケイパビリティ理論は、VUCAの時代には必須理論、ビジネスモデルのデザインは、その中でとても重要な位置を占めています。

定番のコンビニのビジネスモデルでアップ。

創業塾等のワークショップでは、ご本人さんご自身に、ご自身のビジネスモデルをビジネスモデルキャンバスで描いていただくのですが、この講座は、「コンサルタント養成講座」、お相手からビジネスモデルの素材を引き出す力の習得に取り組んでいただく構成になっています。
ビジネスモデルキャンバスを使うと、これがとてもやりやすいんですね。

私が皆さんに特に強調してお伝えしたことは、下記のとおりです。
●ビジネスモデルキャンバスは分析ツールではなく(としても使えますが)、デザインツール
●事業の構造たるビジネスモデルは、構成する要素(BMC上の9つのブロックに入る個別要素)だけではなく、それらの関係性のデザイン(むしろ、こちらの方)が重要
*これをしっかりおさえておかないと、せっかくのビジネスモデルキャンバスが、単なるチェックリストや要素整理のためのフレームワークと、あるいはせいぜいが、今あるビジネスの分析・解析ツールとなってしまう恐れがあります。
●ストーリーとしての流れを意識すると、構造化がしやすい。

「ビジネスモデルキャンバスは、もう知っているよ〜」という方は、さすがにこのところとても多くなっていますが、これらの点をおさえて使っておられる方は、ましてや、本来のデザインツール・メソッドとして活用なさっている方は、残念ながらまだ多くはありません。
実にもったいないことです。

という感じで・・・例によって私があれこれ喋り過ぎてしまい…午前中に終える予定が、午後に食い込んでしまいました^^;

午後からは、ビジネスモデルキャンバスを使っての、新規事業のデザイン。
担当は、BMIA認定コンサルタントでdラボファウンダーの伏見明浩さん。

お題にそって、協力してデザイン 🙂

Presentationもストーリーで。


カッチョいい!

最後のPart、バリュープロポジションキャンバスを使ってのProduct Market Fitのところは、BMIA認定コンサルタント大西眞由美さん。
ここまでは鳥の眼で俯瞰してきましたが、一転、虫の眼で「お客さん」にフォーカス。

毎回難度が結構高いところ、しかし、プロのキャンバスとして活躍するには、乗り越えることが必要なテーマです。

が…もちろん、そこは精鋭揃い、果敢にチャレンジ!

設定した「たった一人の具体的なお客さん」に扮した俳優さんにインタビュー。

そこから、お客さんのJobs/Pain/Gainを浮かび上がらせていく。

その上で、一気にアイデア出し。

そのアイデアをもとに、ビジネスモデルキャンバスを使い、短時間で新事業案をデザインし、Presentation。

もちろん、今回のプロセスは1クール、このサイクルを高速で回し、時にはPivotもしつつ磨いていく。

今回の精鋭イノベーターのみなさんは、この方々です!

皆さんの飛躍を祈念しています!

次回(第8回)は3月24日(土)の予定、申し込み受付開始となりましたら、あらためてご案内させていただきます。

それでは。