あまねく人にイノベーションを!
こんにちは。

4月22日、福知山市商工会さん主催
●経営デザインシート×ビジネスモデルキャンバスで、わが社の経営をデザインするワークショップ
をお手伝いさせていただきました!

昨年秋の創業セミナーに続き、福知山での2回目のワークショップ、ありがたいことです。
3月19日に開催された「経営デザインシート×ビジネスモデルキャンバスで、わが社の未来をデザインするワークショップ」(こちらこちらご参照)に同商工会からもご参加いただいており、今回はその流れでの開催でした。

スタートはもちろんコレ、


Yeah!!!

既に何度もお伝えしていますとおり、政府から提唱された経営デザインシートの実務上の目的は、「ビジネスモデル変革の必要性を我が国産業界に広く知らしめ、行動を促す」ことにあります。
ということで、ビジネスモデルをデザインするにあたっては既に世界的標準言語となっているビジネスモデルキャンバスとの相性はよく、連結させることによって、高い効果が見込めます。
ということもあって、経営デザインシートのテキストにも、ビジネスモデルキャンバスが登場します。

今回は、小規模事業者持続化補助金(特に様式2)への連結も念頭に置きつつのプログラムとしました。
ビジネスモデルキャンバス−経営デザインシート−様式2の位置付けはこんな感じです。

経営デザインシートとビジネスモデルキャンバスは、こんな感じで関係しています。

経営デザインシート(簡易ver.)だと、とてもわかりやすいですね 🙂
実務的には、BMC⇄経営デザインシート(簡易ver.)で行ったり来たりして、必要に応じて同full ver.に落とすというプロセスが、取り組みやすいでしょう。
今回のワークショップでも、簡易ver.を活用しました。

まずは、わが社の「これまで」のビジネスモデルをビジネスモデルキャンバス上に描きます。

詳細な理由はここでは省きますが、私はできればホンの少しでも未来を感じ取るアクションを入れてから、「これまで」(現在含む)に取り組んだ方がいいと思っています。ただ、今回の様なワークショップに参加いただける方は、たとえ「ボワーッ」とでも、何かしら未来を感じている、少なくとも未来に希望をお持ちの方ですので、「これまで」からにしました。

現在のビジネスモデルに関する課題を、キャンバス上から読み取る方法について少し触れ、

さあ、いよいよ未来のデザインです。
未来をデザインするにあたっては、とてもとても大切なことがあります。
テキストでも強調されている、このことです↓

そうです。「これまで」を一旦リセットすること、そして、「経営資源→ビジネスモデル→顧客価値」ではなくその逆「顧客価値→ビジネスモデル→経営資源」の順でデザインしていくことです。
「えー!?なんで?」と思われる方も少なくないかもしれませんが、ここをきちんと肚落ちさせることができるかどうかは、「わが社の未来」にとって大きな分かれ目となる可能性が非常に高いです。
*その理由をブログで説明するとなると、超長文となるのでここでは省略、当日はしっかりとご説明させていただきました。

そうは言っても、いきなりリセットしてデザインし直すというのも、慣れないとなかなか難しいものがあるでしょう。ということで、練習の意味をかねて、まずはあるちょっとしたことに取り組んでいただきました。
その内容は…企業秘密です、悪しからず 😉

まだ見ぬ未来のお客さんに寄り添いつつ、未来のわが社をデザイン。

経営デザインシートをストーリーボードとして活用、ここまで描いた「これまで」と「これから」をメインプロットとして、わが社の進化ストーリーをデザインしていくと…こんな感じになります。

この後は、「では、その進化のために、“今”何をしますか?」を考えていくことになります。
お見事です!

もちろん、半日でバチっとしたものがクリアに浮かび上がってくるまでには至らないでしょう。
いいのです、それで。そもそも、唯一の正解を求める必要すらもないのですから。

未来でわかっている唯一の事実は、「未来は知り得ない」(by ピーター・ドラッカー)ということです。
一方では、「しかし自ら創る事はできる」(同じくドラッカー)、「未来を予測する最良の方法は、それを発明してしまうことだ」ということもまた、言われています。
そう、自ら“創造する”のです。創造とは、“唯一の正解”である「あるべき姿」をどこかから探してくるのではなく、自ら創り続ける中で、「あるべき姿」を“生成的に生み出していく”行為です。
そこで必要なのは、精緻な分析に基づき論理的に導き出された“唯一の普遍的正解”ではなく、わが社にとっての“個別暫定解”です。その個別暫定解を最初の仮説として設定し、以降、「仮説−実験・検証−学び」サイクルのスパイラルアップで前進していく。
これが、VUCAの時代において「わが社の未来をデザインする」あり方であり、だからこそ、「経営“デザイン”」が“思考補助ツール”として(記入シートや報告書様式ではない)政府から提唱されたと考えていいのです。

昨年も強く感じましたが・・・福知山はアツい!
心地よさを感じながら、帰阪の途についたのでした。

それでは。