あまねく人にイノベーションを!
こんにちは。

ビジネスモデルとは、「顧客にとっての価値をいかに創造し、かつ、お届けするかの構造を、論理的に記述したもの」です。
この定義を額面通りに受け取ると、ビジネスモデルとは二次元的平面の感覚でとらえられがちですが、実は、3次的立体でのデザインが必要となることがよくあります。

下記画像は、さるサービス事業で2年ほど前に創業なさった方とご一緒に描いた、その事業の、今後当面のビジネスモデル案です。

このBMC1枚で事業全体の構造を表現していますが、3つのサブユニット・ビジネスモデル(ふせんの色を変えています)が有機的につながって、全体でひとつのビジネスモデルとして機能するように、デザインをしています。
「赤い付箋のビジネスモデルが機能すると、こうこうこうなって、それがクリーム色のビジネスモデルのここにつながってクリーム色のビジネスモデルのループを強化する、すると、その結果、緑色のビジネスモデルが連結され・・・」という流れですね。
3つのサブユニットはそれぞれレイヤーが異なりますので「3次元的立体」と表現したのですが、時間軸が盛り込まれていますので、そういう意味では、「4次元」と言えるかもしれませんね。

ビジネスモデルキャンバスが有する俯瞰機能・関係性構築機能ゆえの芸当です。

毎回のように申し上げていることですが・・・
ビジネスモデルキャンバス、一見とてもシンプルですが、知れば知るほど、使えば使うほど、奥の深さを実感することしきりです。

それでは。

*そのビジネスモデルキャンバスのプロの使い手となるための登竜門です。
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